ジム経営

ジム器具・トレーニングマシンは中古品でも問題なし?中古の器具を選ぶ際の注意点について紹介

投稿日:2023.6.3 更新日:2023.7.16

「ジム器具は中古品でも問題ないのか」
「ジム器具を選ぶ際のポイントについて知りたい」

ジム器具は高価な物が多いため、中古品での購入を考える方も多いと思います。
結論、中古品のジム器具はトレーニングに支障なく利用できますが、いくつかの注意点があります。

本記事は中古マシンの導入を検討しているジム経営者向けに、中古品のジム器具でも問題がないのか、選び方のポイントなどを解説します。

自分に合ったジム器具が安心して選べるようになるため中古マシンの導入を検討している方はぜひご覧ください。

KONGOUでは、マシンの販売からジムの開業サポートを行っております。
出店エリアの調査、物件探しからサービス設計、
会員システムの導入まで丸っとご依頼が可能です。

また、補助金のポータルサイトを運営している企業とも連携しており、約3,500種類ある補助金の中からお客様に最適な補助金のご提案をさせていただきます。
ジムの開業、経営のご相談はKONGOUにお任せください。

ジム器具は中古品でも問題なし

短期的な利用を目的とするのなら、ジム器具は中古品でも問題はないでしょう。

理由は中古品といっても商品の状態を丁寧に記載してくれている業者も多く、
トレーニングに支障をなく利用できるジム器具が多いからです。

しかし、ジム器具の中古品は故障した際の保証が受けられない場合があります。
短期的な利用の場合なら、気にしなくてもよいですが、長期の場合は壊れるリスクもあるため新品を購入した方がお得になる場合もあります。

とはいえ、資金やジム開業後の状況によってこの選択は、大きく変わります。
ご自身の経営状況にあった購入方法を検討してどちらで購入するのか考えましょう。

購入前に知っておきたい3種類のジム器具

ジム器具を導入するのなら、まず知っておきたいのはマシンの種類です。
マシンの種類によっても中古で導入しやすい器具とそうでない器具があります。
中でも代表的なマシンには以下の3種類があります。

  • ウェイトトレーニングマシン
  • トレーニング補助品
  • ストレッチ用品

それぞれのマシンについて解説していきます。

ウェイトトレーニングマシン

ウェイトトレーニングマシンは、自重トレーニングと比べて筋肉に強い負荷をかけられることが特徴です。

種類も以下の2つがあり、目的に合わせた使い方ができます。

  • パワーラックなどのフリーウェイト系のマシン
  • レッグプレスなどの軌道が決まっているマシン

顧客のニーズに合わせたウェイトトレーニングマシンを導入して、
お客様の満足度を高めるサービスを展開しましょう。

トレーニング補助品

自重トレーニングよりも効率よく筋トレができるようになるジム器具がトレーニング補助品です。

トレーニング補助品も2つの種類があります。

  • トレーニングの安全性を高めるもの
  • 高重量を扱えるようになるもの

トレーニング補助品は、大手スポーツジムの多くで導入されており、
トレーニング満足度を高めるのに重要なアイテムです。

ウェイトトレーニングマシンと同様に、顧客のニーズに合わせたアイテムを導入して、
トレーニング時に無駄なストレスが残らないようにしましょう。

ストレッチ用品

トレーニングマットやバランスボールなどの身体をケアが目的のジム器具をストレッチ用品といいます。

使い方によっては、体幹トレーニングもできるため、通常の筋トレとは異なるアプローチで鍛えられることが特徴です。

ストレッチ用品を使ったトレーニングは、身体を柔らかくする効果や筋肉の回復を促進する効果があるため、多くのジムでも取り入れられているジム器具です。

筋肉を回復させることもトレーニングでは重要視されている要素なので、ぜひストレッチ用品も検討してみてはいかがでしょうか。

中古品のジム器具を選ぶ際の5つポイント

ジム器具は適切に選ばないと損をしてしまう場合があります。
特に中古のマシンについては、新品のマシンよりも確認する項目が多いため、中古マシンを選ぶ際のポイントを抑えておきましょう。

中古のジム器具を選ぶ際に確認しておきたいポイントは主に以下の5つです。

  • ジム器具のサイズを確認する
  • コストはどれくらいかかるのか確認する
  • 購入先の評判や実績は問題ないか確認する
  • ジムで行う筋トレ種目に沿って中古器具を選ぶ
  • ジム器具の品質が良いか確認する

それぞれ解説していきます。

ジム器具のサイズを確認する

ジム器具は、同じ名前でも大きさが異なる場合があるため、
購入時にサイズを確認しましょう。

ウェイトトレーニングマシンを例にあげると大型のサイズで奥100cm、横幅110cm、高さ170cm以上になります。
大型のサイズだと1台設置しただけでトレーニングスペースが埋まってしまいます。

提供するトレーニングメニューや一度に利用できる人数が変わってくるので、
マシンのサイズとジムの広さは事前に調べておきましょう。

コストはどれくらいかかるのか確認する

一般的にジム器具は、ウェイトトレーニングマシン>トレーニング補助品>ストレッチ系用品の順番で安価になっていきます。

最初からウェイトトレーニングマシンを大量に購入してしまうと、
後から必要なジム器具が買えなかったり予算オーバーになってしまいます。

コストを抑えるためにも、最初は必要最低限のジム器具を揃えて、
経営に余裕が生まれてきたら新しく購入して規模を拡大していきましょう。

購入先の評判や実績は問題ないか確認する

ジム器具は値段が高いため、中長期的に利用するのが望ましいです。
そのため販売実績があるかや実際に買った方の評判を必ず確認しましょう。

メーカーの販売個数だけではなく、
メーカーが何年間ジム器具を販売しているのかや購入した方の口コミも確認が必要です。

特に中古のマシンでは状態に欠陥がある場合があります。
メーカーの評判はもちろん、ユーザー目線の商品口コミをあらかじめ確認しておくようにしましょう。

ジムで行う筋トレ種目に沿って中古器具を選ぶ

想定顧客のニーズによって、重点的に行いたいトレーニングは変わるでしょう。
そのためジム器具を選ぶときは、
ユーザーのニーズに合った筋トレ種目ができる器具を選びましょう。

例えば、二の腕を鍛えたい方は、
ハイプーリーカールやケーブルカールなどのジム器具を使うと上腕二頭筋に負荷をかけられます。

ユーザーのニーズに沿った中古器具を選択できると、
ユーザー満足度の向上や必要最低限のマシンを導入できるため、経費の削減にもつながります。

ジム器具の品質が良いか確認する

ジム器具は、メーカーによって品質が変わります。
中古のマシンの場合は、前の使用者の保存状況も変わるため、特に気を付ける必要があります。

ジムの経営において、ジム器具の品質はユーザーの利用満足度にも関わります。
マシンの動きが悪かったり、一部故障しているマシンを使用していては、
ユーザーの安全性が損なわれたり、トレーニング時にストレスを感じてしまうでしょう。

顧客が安心してトレーニングできる環境を提供できるようにするため、
高品質メーカーの選択やマシンの状態は必ず入念に確認しておきましょう。

中古のジム器具の導入前に確認しておきたい3つの注意点

中古品のジム器具を導入するときに確認するべきことは、主に以下の3つです。

  • 保証内容に問題ないか
  • 汗の匂いが染みついていないか
  • 管理会社の許可を取っているか

ユーザーの満足度や安全性に関わるため、こちらは必ずご覧ください。

保証内容に問題ないか

ジム器具を販売しているほとんどのメーカーは、保証があります。
しかし、年数やサービス内容はそれぞれ異なります。
ジム器具は器具に負荷がかかる場面が多いため、
メンテナンスせずに放置していると経年劣化で故障する可能性が高いです。

そのため中長期的に利用を考えている方は、
保証年数が長いメーカーや無料で修理を行ってくれるメーカーを考慮して選びましょう。

また中古品の場合は、保証がついていないジム器具もあります。
自分がほしいジム器具の保証内容や保証の有無を確認してから購入しましょう。

汗の匂いが染みついていないか

中古マシンの場合は前に使用された器具がほとんどです。
長く使用されていたマシンの場合は汗の匂いが染みついている可能性があります。

ジム器具は、使えば使うほど使用者の汗の匂いがついてしまいます。
特に、パワーグリップやトレーニングベルトは身体に直接身に着けて使用するため、
他の器具よりも匂いが付きやすいです。
臭いの不快感でユーザーの満足度が下がってしまう可能性は十分に考えられます。

中古のマシンを導入する前には必ずアルコールシートで拭いたり、
消臭剤を置いたりする対策が必要になるでしょう。

管理会社の許可を取っているか

ジム器具を設置した影響で、壁に傷がついたり、
床がへこんだりすることは少なくありません。

そのため、必ず管理会社にマシン導入の許可を取ったうえでジム器具を導入しましょう。

大型のウェイトトレーニングマシンを導入する際は、
床の耐久重量も一緒に把握しておくとよいでしょう。
なぜなら、床がウェイトトレーニングマシンの重量に耐えきれない場合があるからです。

特に、中古のマシンはセット内容が一部付属していない場合もあるため、
重量やサイズの表記がしっかり記載されているかも選ぶポイントになります。

中古品のジム器具に関するよくある質問

ここまで中古のマシンを導入する際に気を付けるべきポイントを解説してきました。
概要は理解できたと思いますが、まだ導入に不安を感じている方もいると思います。

そこでここからは中古マシンを導入する際によくある質問についてまとめました。

中古品のジム器具を安い価格で手に入れる方法は?

中古品のジム器具を安い価格で手に入れる方法は次の2つです。

  • 中古サイトを利用する
  • レンタル・リースを利用する

中古サイトではトレーニングマシンに特化したサービスもあります。
そのようなサービスでは、マシンの状態が詳細に記載されていたり、
よく使うセットでお得に購入できる場合があるので、一度確認してみることをおすすめします。

また、安く導入する際にはレンタルやリースを利用する手段もあります。
新品のマシンを保証付きで月額利用できるため、初期費用の削減につながるでしょう。
ジム器具を試したい方は、レンタル・リースの検討もおすすめです。

ホームジムで中古品のジム器具を使っても問題なし?

中古品のジム器具は、ホームジムで利用しても問題ありません。

中古品の場合だと、保証がなく故障したときに、
対応してもらえないケースがあり修理費用が多額になる可能性もあるため、
中長期的に考えると新品の方がよい可能性があります。

また、大型のジム器具を検討している方は、管理会社に床の耐久重量を聞いておく必要があります。
ジム器具の重さに床の耐久重量が耐えられなくなる可能性があるからです。

おすすめの業務用トレーニングマシンはどこで手に入れられる?

おすすめの業務用トレーニングマシンは、KONGOUで購入が可能です。
さらに、KONGOUではマシンの販売からジムの開業サポートを行っております。

出店エリアの調査、物件探しからサービス設計、
会員システムの導入まで丸っとご依頼が可能です。

また、補助金のポータルサイトを運営している企業とも連携しており、
約3,500種類ある補助金の中からお客様に最適な補助金のご提案をさせていただきます。
ジムの開業、経営のご相談はKONGOUにお任せください。

まとめ

今回は、ジム器具を中古で購入するときの注意点や問題点を紹介しました。
中古品のジム器具は、保証内容やマシンの状態をしっかり確認したうえで利用できればジムでも問題なく使えます。

しかし保証がついていなかったり、汗の匂いがついている可能性があったりするため、購入前には注意が必要です。

KONGOUでは、マシンの販売からジムの開業サポートを行っております。

出店エリアの調査、物件探しからサービス設計、
会員システムの導入まで丸っとご依頼が可能です。

また、補助金のポータルサイトを運営している企業とも連携しており、
約3,500種類ある補助金の中からお客様に最適な補助金のご提案をさせていただきます。
ジムの開業、経営のご相談はKONGOUにお任せください。

編集者情報

山岸 浩太

-/KONGOU

元ライザップのパーソナルトレーナー。 パーソナルトレーニングジム「POLICY」を全国20店舗展開し、2020年オリジナルトレーニングマシンブランド「KONGOU」設立。 また2021年直営ジム兼ショールーム【AUN'S GYM】オープン。現在全国5店舗展開(東京銀座、名古屋金山、千葉南行徳、大阪梅田、福岡天神)している。