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「レンタルジムを経営するメリット・注意点は何？」
「レンタルジム経営で利回りを良くするための方法は？」

ジムの経営を検討している方の中には、このように悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
レンタルジムは、既存のジムをレンタルする形で運営することです。
そのため、副業のようにジムの経営がしたい方に向いています。

本記事では、レンタルジムのメリットや注意点を紹介します。

また、記事の後半ではレンタルジム貸出の料金相場や見込まれる収益についても紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。

KONGOUでは、マシンの販売からジムの開業サポートを行っております。出店エリアの調査、物件探しからサービス設計、会員システムの導入まで丸っとご依頼可能です。

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レンタルジムとは？

レンタルジムとは、トレーニングができるスペースを時間制で貸し出すジムです。
自分の店舗を持たないインストラクターや個人がスペースをレンタルし、時間内でトレーニングをします。

基本的に大人数での利用を想定しないため、マンションやアパートの一室などを活用してレンタルジムを作ることができ、経費が低コストで済む点も魅力です。

レンタルジムを経営するメリット

レンタルジムを経営するメリットは主に以下の2点です。

• レンタルジムは初期費用で設備を整えれば運用しやすい
• 物件取得費用を抑えられる

レンタルジムは初期費用で設備を整えれば運用しやすい

レンタルジムを経営するメリットとして、設備さえ整えてしまえば運用しやすい点が挙げられます。
レンタルジムのオーナーが、初期費用でトレーニング機器や設備を導入した後は、基本的にインストラクターや個人がそれぞれの方法でジムを利用します。
そのため、オーナーがトレーニングメニューを決めたり指導をする必要がありません。

また、ジムの入室システムやセキュリティを自動化すれば人件費もかからないため経費が抑えられます。

物件取得費用を抑えられる

レンタルジムを経営するメリットとして、物件取得費用を抑えられる点が挙げられます。
レンタルジムは、多くの場合マンションやアパートの一室を借りてジムとして提供するため、物件取得費がかかりません。

また、基本的に少人数での利用が想定されるため、必要なトレーニング機器や設備が少なくて済む点もメリットです。
初期費用や経費を抑えながら運用できるのがレンタルジムの魅力です。

レンタルジム経営をする際の注意点3選を紹介

レンタルジムを経営する上での注意点は主に以下の3点です。

• アクセスの良い立地を選択する
• 想定顧客のニーズに合った設備やマシンを設置する
• レンタルジムの利用料金を想定顧客の特徴から設定する

アクセスの良い立地を選択する

レンタルジムを経営する上での注意点として、アクセスの良い立地を選ばなければいけない点が挙げられます。
レンタルジムは、レンタルする方がいなければ収益を出すことが難しいです。
そのため、駅前や住宅地の近くなどアクセスのよい立地を選定してレンタルジムを開業する必要があります。

レンタルジムはまだ競合が少ないため、通常のジムほど駅チカにこだわる必要はないものの、当然駅に近い方が集客率は上がります。

そのほか、パーソナルジムが多い場所の近くにレンタルジムを開業するのもおすすめです。
理由としては、パーソナルジムのトレーナーが独立した際にレンタルジムを拠点として活動するケースがあるためです。

想定顧客のニーズに合った設備やマシンを設置する

レンタルジムを経営する上での注意点として、想定顧客のニーズに合った設備やマシンを設置しなければいけない点が挙げられます。
レンタルジムでは、経験豊富なインストラクターから個人まで様々な顧客が訪れます。
そのため、あまりにも質が低い機器や操作が難しい機器は避けた方が無難です。

レンタルジムで人気なトレーニングマシンは主に以下の3点です。

特にマルチラックは、様々な種目が1台でトレーニングできるため個人の顧客には人気ですが、経験豊富なインストラクターは避ける傾向にあります。
レンタルジムはパーソナルトレーナーが利用することも多いため、ミニバンドやヨガマットなど実務で使いそうな小物もそろえておくのが重要です。

レンタルジムの利用料金を想定顧客の特徴から設定する

レンタルジムを経営する上での注意点として、想定顧客にマッチした料金設定にしなければいけない点が挙げられます。
インストラクターは、1時間当たり6,000円～10,000円ほどが報酬の相場です。
そのため、その中からどれくらいであれば場所代として支払えるかを考えましょう。

また、レンタルジムの月当たりの稼働時間は150時間ほどが目標と言われています。
10万円の家賃で10万円の利益を出したい場合は20万円が売上目標になるため、150時間なら1,333円、100時間なら2,000円ほどの単価で運営する必要があります。

レンタルジム貸出の料金相場は1,650～3,000円/60分

レンタルジム貸出の料金相場は1時間当たり1,650円～3,000円ほどです。
ここからは、以下4つのレンタルジムの設備ごとに料金相場を紹介します。

• 格安レンタルジム
• 一般的なレンタルジム
• ハイクオリティな機材がそろっているレンタルジム
• ハイグレードレンタルジム

それぞれの相場について解説するので参考にしてください。

格安レンタルジムで1,650円/60分

格安のレンタルジムを運営する場合は、1時間当たり1,650円が相場です。
都心以外にレンタルジムを開業する場合や広告費などを削減できる場合は実現が可能です。

しかし、主に以下2点の理由から1,650円は避けた方が無難と考えられます。

• 空き時間が少なく利用者の満足度が下がるため
• 安いジムよりも綺麗なジムの方に需要があるため

1,650円と2,200円のジムでは、インストラクターの場所代としての許容範囲が変わらないため場合によっては2,200円のジムの方が埋まりやすいこともあります。
高品質で1,650円の低価格を実現できるのであれば予約は埋まりやすいですが、その分場所や設備の劣化が早まることには注意しましょう。

一般的なレンタルジムで2,200円/60分

一般的なレンタルジムを運営する場合は、1時間当たり2,200円が相場です。
公共施設よりは高いものの、インストラクターの場所代としては許容範囲内であることが多く、レンタルジムの中では標準的な価格です。

1時間当たり2,200円の価格帯では、予約が多く埋まると月に20～40万円ほどの売上を立てることも不可能ではありません。
個人の顧客も、2〜3人で利用すればリーズナブルにトレーニングができるため、需要は高いと考えられます。

ハイクオリティな機材がそろっているレンタルジムで2,750円/60分

ハイクオリティな機材がそろっているレンタルジムを運営する場合は、1時間当たり2,750円が相場です。
パーソナルジムとしての利用が多い場合は、場所が広く設備が充実していれば2,750円でも需要があります。
ハイクオリティな設備で顧客満足度を上げたいフリーのインストラクターなどが主なターゲットです。

そのほか、周辺にジムがない場合には相場より高くても利用されることがあります。

ハイグレードレンタルジムで2,750～3,000円/60分

ハイグレードなレンタルジムを運営する場合は、1時間当たり2,750円～3,000円が相場です。
ジムが極端に少ない地域や3名以上での利用の場合に利用されることが多くなります。

1時間当たり3,000円近くなると、パーソナルトレーナーが場所代として払うには負担が大きいです。
基本的には合同トレーニングや研修、撮影などでの使用が主な利用例でしょう。

レンタルジム経営で得られる収益はどれくらい？儲からないって本当？

結論として、レンタルジムは利回り良く経営が可能です。
レンタルジムの月予約時間の上限は150～200時間ほどと言われています。

1時間当たり2,200円の料金で150時間稼働すれば33万円ほどが売上です。
月200時間ほど稼働する店舗であれば非常に利回り良く経営できますが、個人利用も増えなければ到達が難しい稼働時間なので、まずは150時間を目標にして経営しましょう。

レンタルトレーニングジム経営をするには欠かせない3つのポイントを紹介

最後に、レンタルトレーニングジムの経営をする上で欠かせない3つのポイントを紹介します。

• レンタルジムをフランチャイズで経営する
• 24時間ジムとしても使える居抜き物件で始める
• ジム開業サポートを利用する

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

レンタルジムをフランチャイズで経営する

レンタルジムを経営するポイントとして、フランチャイズで経営することが挙げられます。
フランチャイズで経営するメリットは以下の2点です。

• 知名度やブランド力を借りられる
• ジム経営のノウハウが知れる

もともとトレーナーでない人でもフランチャイズであれば経営のノウハウを学べるため成功する確率は上がります。

ただし、経営上の自由度がほとんどないことには注意が必要です。

24時間ジムとしても使える居抜き物件で始める

レンタルジムを経営するポイントとして、24時間ジムとしても使える居抜き物件で始めることが挙げられます。
もともとジムだった場所を、原状回復する前に引き受けることで、ランニングコストを抑えることが可能です。
居抜き物件であれば、レンタルジムとして使われない間は24時間ジムとしても活用できるため無駄が少ない点もメリットでしょう。

ただし、自由度が落ちたり前のジムが廃業になった理由がどこかにあったりする点には注意が必要です。

ジム開業サポートを利用する

レンタルジムを経営するポイントとして、ジム開業サポートを利用することが挙げられます。
レンタルジムを開業する際には、物件選びや初期費用をサポートしてくれる開業サポートが受けられます。
補助金・融資の相談だけでなく、ジムが成功するためのポイントなども丁寧に解説してくれるため、はじめての開業でも安心して進められます。

KONGOUでは、マシンの販売からジムの開業サポートを行っております。
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ジムの開業、経営に関するご相談はKONGOUにお任せください。

まとめ

本記事では、レンタルジムを経営するメリットや注意点、見込まれる収益などを紹介しました。
レンタルジムは利回りが良く、副業のように経営できるのが大きなメリットです。

KONGOUでは、マシンの販売からジムの開業サポートを行っております。
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また、補助金のポータルサイトを運営している企業とも連携しており、
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編集者情報

山岸 浩太

-/KONGOU

元ライザップのパーソナルトレーナー。 パーソナルトレーニングジム「POLICY」を全国20店舗展開し、2020年オリジナルトレーニングマシンブランド「KONGOU」設立。 また2021年直営ジム兼ショールーム【AUN'S GYM】オープン。現在全国5店舗展開（東京銀座、名古屋金山、千葉南行徳、大阪梅田、福岡天神）している。